なんば駅周辺の歩行者空間化の実現に向けて、前回、2016年に実施した社会実験に引き続き、なんば駅周辺の交通荷捌きや運用の安全性、歩行者空間の利活用を検証するための社会実験の実施が決定しました!
元々は2021年2月に実施予定だった社会実験。新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、延期になっておりましたが、ようやく実施されることとなりました。
なんば駅前空間歩行者空間化のプロジェクトは、2008年より民間発意でスタートし、現在では、2023年の広場完成、2025年大阪万博までなんさん南北通りの完成を目指して、官民連携で事業を推進しています。
今回の社会実験では、2016年に実施した社会実験より更に歩行者空間が拡大され、南海なんば駅から東宝ビル(マルイ)までが一帯の歩行者空間となります。これらの道路空間の再編による交通・荷捌きへの影響を検証することが今回の社会実験の大きな目的の1つです。
弊社は、地元協議会が設立された2011年より、民間サイドのコンサルタントとして、議会運営、ビジョン立案・合意形成、社会実験の企画運営、官民の計画策定、運営面から見た設計プラン・道路占用・維持管理スキーム・交通規制・荷捌きルールなどの提案・協議、エリマネ事業計画作成や主体組成など、地元の皆様・行政・専門家チームと一緒に事業全体について一気通貫で関わり続けています。