園田が「PUBLIC HACK」を出版した笹尾さんと登壇し、PUBLIC HACKとPLACE MAKINGの両者の視点から今後の公共空間のあり方を議論します。
まちなかにおける“PUBLIC HACK(パブリック・ハック)”の実現のために、他の公共空間の取り組みと対照し、実際に施策を適用する公共空間を具体的に仮説し、その可能性や課題について議論を展開します。
今回の相手は「プレイスメイキング~アクティビティ・ファーストの都市デザイン」の著者の園田聡氏。選んだケーススタディは南千里駅前広場「まるたす広場」(平成31年4月開業)。関西大学住環境デザイン研究室が取り組んだオープニングイベントに示された計画検討・現場の管理運営・調査分析から得られた知見・考察を、“PUBLIC HACK”、“PLACEMAKING”と照らし合わせて、駅前広場が将来にわたって市民に愛され使われるために何が求められるのか、議論したいと思います。
PUBLIC HACK…
公共空間において、個人が自分の好きなように過ごせる状況が実現すること。賑わいづくりとは異なる、そのまちらしい魅力をもたらすアプローチ
PLACEMAKING…
都市空間において愛着や居心地の良さといった心理的価値を伴った公共空間を創出する協働型のプロセス・デザインの理念および手法