8月の23、24と、嶋田さんに声をかけていただきリノベーションスクールに初参加。
http://kitakyu.renovationschool.net/
私は、公共空間活用コースのユニットマスターとしてボートピープルの岩本唯史さんと参加。事前にスタッフの方々や受講生と紫川や勝山橋あたりの現状や課題、使いこなしのアイディア出しなどをしたのち、8月末に実際に現場でコトをおこして評価するというプログラム。
通常のリノベスクールは、まちのユニークな物件を事前にいくつか主催者側で探し、スクールでの提案に関してオーナーの合意を得て、ユニットマスターの指導により受講生がリノベプランを提案、提案がオーナーに響けば事業化、という流れ。公共空間活用コースは通常の不動産物件のリノベとは異なり昨年からスタートしたそうで、今年2回目。
公共空間活用コースに関わる、主催者スタッフ、行政マン、受講生のみなさま。とてもオモロイ方々です。
私は遅れて23日土曜日から参加。すでに勝山橋にはコンテナが設置され、ショップや橋上リビングスペースなどがあり、岩本さんは水辺荘の関さんと一緒にSUP体験の準備。コンテナの上は展望台になっている。ソファには見知らぬおじいさんがまったり。
紫川マイタウンの会の新井さんのボートに乗せていただき案内していただく。貸ボートやダンボールボートレースなど川の上の遊び方を極めている方。貸ボートは海外の旅行者も多く利用しているらしい。行政との関係性や安全性の確保、お父さんの復権の話などとても興味深い。貸ボートも体験。横ではSUP体験中。
午後には、橋の上で、紫川を使いこなしている方々、市の河川の方々と一緒に、公開ミーティング。とはいっても一般の人は入りにくいが。。年間1万人のカヌー体験をされている西胤さん、水質浄化に関わる活動を国内外でされている紫川を守る会の森下さん、マイタウンマイリバー事業をすすめてきた北九州市水環境課船越さん新井さん、川の上の遊びを実践する紫川マイタウンの会の新井さん、企業と市民で河川空間を使いイベントを進める北九州まちづくり応援団の二宮さん。正直、これだけの水面を使った活動があることに驚き。毎年のハゼ釣り大会のように川でとった魚をみんなで食べる、貸ボートやカヌーをこぐ、川で泳ぐ、紫川の源流を体験する、水先案内人という川のボランティア人材を育成する、などの多様な活動が繰り広げられている。課題としては、行政の管理コストが縮小する中、自律したイベント運営や川を使いこなす担い手の増強、周辺企業の参画など。これからが楽しみだ。
当日の状況。中里さんの写真より。
夜にはぶっちゃけとーくが行われ、清水さん、馬場さん、岩本さんとともに色々お話し。勉強になりました。欲望は大事!笑
当日の状況。関さんの写真より。
この日はリノベスクールの最終日前日。受講生のみなさんは、次の日のプレゼンに向けて徹夜モードに突入。ユニットマスターもそれにつきあうというアツイ夜に。早朝に来てもまだみんな頑張ってました。
全国でリノベの第一人者として活躍されているメンバーがユニットマスターとして結集しているグルーブ感、地元の活動団体や企業、行政の方々とも色々お話ができて、とても刺激的な時間でした!紫川の使いこなしのアイディアも浮かんできました~
最終日は受講生である片岡先生の教え子の桐野くんがプレゼン!私は現場にいれなかったのですが、名プレゼンだったそう。よく頑張ったね。
(ひで)