大阪府大東市で始まる日本初のPPPによる公営住宅建替えプロジェクト「北条まちづくりプロジェクト」、通称「morineki」プロジェクト。
この度、morineki エリアの完成にともない、2021年3月13日(土)に計画地にてまちびらきを開催しました!
当日の様子をお伝えします!
■morinekiプロジェクトとは
大阪府大東市は、大東市公民連携基本計画において、能動的なまちづくりによりまちへの矜持を再構築するために、「自分でつくったまちに住む」を開発理念とし、大東に住み、働き、楽しむ、ココロとカラダが 健康になれるまちを目指しています。この計画のリードプロジェクトである「北条まちづくりプロジェクト」は、次世代につながる住宅地域の再生をはかるために、エリアに点在する公的資産を活用して一体的、段階的にエリア開発を進めるものです。「morinekiプロジェクト」はそのスタートアップ事業として、市営飯盛園第二住宅の跡地に、全国で初めてPPP手法を用いて、借上げ公営住宅・民間賃貸住宅の住宅棟、生活利便施設等の整備を行うものです。
四条畷駅から飯盛山に向かう道を登り、権現川にかかる大正橋を渡ると、そこには昭和40年代に建てられた市営の飯盛園第二住宅がありました。高度経済成長期に多くの家庭を温かく見守ってきたこの団地エリアが、まるで公園のなかに店舗や事務所、住宅が建っているかのような、新しいエリアへと再生します。
ここでは日常的に「住む人」「働く人」「憩う人」のさまざまなアクティビティが感じられ、コミュニケーションが生まれる場となります。飯盛山のそばで暮らしを営むことに愛着を持つ人たちの輪が広がって計画されています。
■事業スキーム
PPPエージェントである大東公民連携まちづくり事業株式会社(コーミン)が市のビジョンに基づいてテナントリーシングを行い、特定目的会社である東心株式会社が大東市とコーミンからの出資および金融機関からの融資で事業を実施します。
建物は東心株式会社が所有し、大東市はその民間賃貸住宅を市営住宅として借り上げる他、公園・河川・周辺道路の整備を行います。
図:morineki パンフレットより
■まちびらき式典
まずは、主催者の大東市市長 東坂 浩一 様のご挨拶
主催者の大東公民連携まちづくり事業(株) 代表取締役 入江 智子 様のご挨拶
続いてPJメンバーである枚方信用金庫 理事長 吉野 敬昌 様のご祝辞
続いてPJメンバーである(株)ノースオブジェクト 代表取締役 南 大助 様のご祝辞
続いてPJメンバーである(株)ソトアソ 代表取締役 菊川 光徳 様のご祝辞
設計者である (株)ブルースタジオ 専務取締役 大島 芳彦 様のご祝辞
続いて、式典のテープカットの様子
テープカットのリボンや胸章は、大東市在住の方にご協力いただきました。
さらにテープカット用のハサミは「裁ちハサミ」。このあとノースさんの「布もの工房」に寄贈されました!
テープカット式典のあとは、記者会見。
テレビ局や新聞社の報道関係の方々が大勢いらっしゃいました。
式典のあとは、現地見学会。完成したmorinekiを自由に見て回りました。
式典のあとは関係者を招待してのパーティがありました。
乾杯は北欧のお酒、ロンケロにて!
無事morinekiが完成しオープニング式典を迎えることができたのも関係者の皆様のおかげです。
地域の方々に愛される素敵な場所にきっとなると思える素敵なまちびらきでした!