さる5月20日に、日本都市計画学会の総会にあわせて開催された石川賞授賞式に、大阪メンバーで参加してきました。
20年弱にもわたる先人~今までの多くの皆様の取組みが評価されました。ほんの一部ですが携われたことを嬉しく思います。
同じく石川賞を受賞されたWeLove天神の出口先生、後藤太一さん、論文奨励賞を受賞された依藤光代さんや三浦誌乃さん、などの皆さまにもお会いできました。
張り切って青色の水都マークがついているTシャツを着ていきましたが、他のメンバーはスーツ、、ジャケットを持っていってよかった。
みんなでポーズ!
橋爪さんの受賞スピーチ
賞状
パートナーズの期間はあと1年、次に継承できるように頑張っていきます!
日本都市計画学会サイト
http://www.cpij.or.jp/com/prize/award/list.html
◆作品名
「水都大阪のまちづくり」
◆受賞者
水と光のまちづくり推進会議
一般社団法人水都大阪パートナーズ
水と光のまちづくり支援本部(水都大阪オーソリティ)
橋爪 紳也
嘉名 光市
◆授賞理由
「水都大阪のまちづくり」は、2001 年の都市再生プロジェクトの決定以降、産官学と地域との連携 体制のもとで長年取り組まれてきた。特に 2013 年に設置された「水と光のまちづくり推進会議」は 府・市・経済界のトップで構成される類例のない推進組織であり、その取組の成果は、水辺が観光産 業を含む次代の都市インフラとして多くの可能性をもつことを可視化するとともに、多面的に今後の 都市づくりにおける先鞭となるフロンティアを示したといえる。 特に、①大阪という都市の歴史と新たな可能性を活かし、水辺のかつてない魅力を多数創出させて いる点、②それを実現させるために、地元の経済界を含む産官学と地域との強力な連携体制を構築・ 継続している点、③縦割りに分断される水辺にかかわる所管や事業、規制権限などを統合し総合的に 推進している点、⑤多くの人々の協力と理解を要する中で社会実験の蓄積により新たなルールを構築 している点、④持続的都市のあり方の手本となるマネジメントを実践し都市の活力を創出している点 などは、今後の都市計画行政の活路を見いだす実績であり、その実践の積み重ねは、社会的にも学問 的にも高く評価されるべき取組であるといえる。 以上のことから、本取組は都市計画に関する独創的かつ啓発的な業績により、都市計画の進歩、発 展に顕著な貢献をしたものとして、日本都市計画学会石川賞に値すると判断した。