今、日本各地でこれまで使われていなかった公共空間をさまざまなスタイルで利用する人々が増えています。公園で映画を観たり、ストリートでマーケットを開いたり、廃校をオフィスとして使ったり。こうした多様なアクティビティが生まれる街はどうすればつくれるのでしょうか。
ゲストの園田聡さん(Jsurp理事)は、街を楽しくするプロジェクトを次々に仕掛ける会社ハートビートプランのメンバーとして活動しながら、デトロイト等で学んだプレイスメイキングの手法を実践しています。愛知県豊田市の駅周辺の公共空間再生プロジェクトでは、街の主役を車から人へ転換するしくみを行政や市民と丁寧にデザインしています。
公共空間活用事例として注目を集める現場で活動する園田さんに、これからの公共空間のつくり方、使い方、本質的な公民連携の進め方について自らの実践をもとに語っていただきます。