なんば駅周辺まちづくり構想策定・事業推進

期 間: H.23 ~ 継続中

□所在地
大阪府大阪市

□テーマ:
公共空間のリノベーション/事業化支援/計画策定・調査

□エリア特性:
広場/商業集積地/オフィス街

□内容:
・協議会運営支援
・まちづくり構想策定支援
・官民共有の基本計画策定支援
・公共空間利活用のためのルールづくり検討
・社会実験運営・調査分析支援
・エリアマネジメント事業計画・体制づくり支援

■「人のための空間」が不足している、なんば駅前広場
 南海なんば駅前は関西空港駅と直結し、御堂筋の南の玄関口に位置します。周囲は登録有形文化財である南海ビルや興業映画発祥の地にある東宝南街ビル、戎橋筋商店街・なんば南海通り商店会・なんさん通り商店会・NAMBAなんなん(地下街)といった地域を代表する商店街が駅前を介して歩行者回遊ネットワークを形成し、道頓堀や道具屋筋、黒門市場をはじめ個性豊かな商業エリアへとつながっています。現在のなんば駅前は、ミナミエリアにおける貴重な公共空間ですが、バスやタクシー乗り場、車道、喫煙場などで構成されており、インバウンドなどで急増している歩行者通行量に比べて、休憩したり、くつろいだりする「人のための空間」が圧倒的に不足している状況にあります。

■地元主体の歩行者空間化検討の後、地元・経済界・行政の統一の計画へ
 なんば駅前広場の検討は、2008年に地元メンバーによるなんば駅道路の歩行者空間化に向けた自主検討がスタートしたところより始まっています。2011年には地元商店街・企業・町会による「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」が設立され、なんば駅前広場実現のための議論を重ねていき、2015年4月には、協議会でまとめた「なんば駅周辺まちづくり構想具現化案」「要望書」を大阪市長に提出しました。
 その後、2015年には経済界や行政と一緒になんば駅周辺空間に求められる将来像について議論を重ねる「なんば駅前広場空間利用検討会」の設置、2016年には広場化実現に向けて、地元・行政・経済界からなる実行委員会を設置し、社会実験「なんばひろば改造計画」を実施しました。

■駅前を仮設の広場に!「なんばひろば改造計画」の実施
 「なんばひろば改造計画」では、3日間の期間限定でなんば駅前の北行き道路を通行止めにし、仮設の広場を生み出しました。人が中心の空間となった駅前広場で、交通影響や、どのような活動が起きるか、広場の運営財源をどのように確保するかなどの課題検証を行いました。
広場にはインフォメーションをはじめ、カフェや休憩スペース等の設置、さらに日替わりでマーケットやライブ等のイベントを行いました。社会実験では、来場者の約9割が歩行者空間化を「とてもよい・よい」と評価し、「飲食」「休憩」といったくつろげる機能を求める声が多くあがりました。

■広場の常設にむけて、基本計画の策定
 2017年3月、なんば駅前広場空間利用検討会は社会実験の結果を反映した「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画」をとりまとめました。基本計画では、なんば駅前広場が大阪のおもてなし玄関口となることを目指し、上質な居心地の良い空間として再編すること、ミナミ・大阪・関西を回遊する拠点として地域と連携した着地型観光案内所の設置が必要だとしています。現在は、この基本計画をもとになんば駅前が常設的な広場となることを目指し、関係者及び関係機関と議論を重ねています。

□H23-24

 

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