2020年2月25日
弊社が業務で関わる姫路のこれからを考えるシンポジウムのレポートです。
2020年2月14日、活用チャレンジを振り返ると共に、他都市でのエリア価値向上の取り組みを知り、広く関係者の方々と共通認識を構築したいと考え、「大手前通りから始まるエリア価値の向上」をテーマにシンポジウムを開催いたしました。
当日は参加者252名と大変多くの方々にご来場いただき、大手前通りへの関心の高さを改めて実感する機会となりました。
シンポジウムでは、
・これまでの大手前通り街づくり協議会の地道な活動により、10年以上たった今 、大手前通りの利活用を考えることが可能になった。
・公民連携による持続可能な仕組みづくりを行っていく。
・民間のアイデアを全面に出して世界に発信できる大手前通りを一緒に作っていきたい。
・今回のミチミチでも若い人達が何とかしてまちで楽しもうと考えている人が出てきている。チャレンジしてみたいと考えているが、家賃などの問題でチャレンジするのが難しい状況であり、若者がもっと参画しやすいようにテナントの小分けをすることや、シェアするというようにハードルが下がっていければいい。
・これからは大手前通りだけではなく、周辺のまちも付随して良くなっていかなければいけない。
・五感に訴えかける仕掛けが必要で、今後は音の利用も検討した方がいい。また夜の活用も検討する必要がある。
などの様々な意見が交わされました。まずは自由にやってみること、そのバックアップを行政も行っていただけるということで、民間のアイデアを全面に出して引き続きチャレンジしていければと思います。
【開催概要】
テーマ:大手前通りから始まるエリア価値の向上
日 時:2月14日(金) 18:30~20:30
会 場:イーグレひめじ3F あいめっせホール
〈当日プログラム〉
①開 会 挨 拶
②基 調 講 演
③活 用 報 告
④パネルディスカッション
⑤閉 会 挨 拶
■登壇者■
●基調講演
清元秀泰氏(姫路市長)
●パネリスト
清元秀泰氏
岡本一氏(大手前みらい会議 会長)
松本祐司氏(MISTRALグループ 代表)
梶原伸介氏(はりま家守舎株式会社 代表)
●コーディネーター
泉英明氏(有限会社ハートビートプラン 代表)
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