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【仕事】4/21(金)〇七商店オープン~ペデストリアンデッキ広場の取組み:あそべるとよたプロジェクト~

2017年4月14日


愛知県豊田市で取り組んでいるあそべるとよたプロジェクトの一環でペデストリアンデッキ広場に「〇七商店」が4/21(金)オープンします!

この取組は、あそべるとよたプロジェクトの「ペデストリアンデッキ広場事業者公募事業」として実施しており、豊田市のまちなかにあった広場の運営方法を検証することを目的としています。
公募事業により採択された運営事業者は、ペデストリアンデッキ広場において、来街者がくつろげるような魅力的な空間づくりとその維持管理、一般使用者との調整などの広場貸し出し業務を行うと共に、広場内での物品販売や飲食等の自主事業による収入や広場貸し出し業務による広場使用料収入により自立した運営体制を構築することを目指します。

〇七商店 MARUNANA SHO-TEN 概要

〇七商店では、朝食からステーキランチ、夜はNEO立呑が楽しめます。そして広場は、くつろぎ空間からイベントまで、豊田のまちを表情豊かに彩ります。

営業期間:2017/4/21(金)~2018/2/25(日) ※定休日は毎週火曜日
営業時間:11:00~22:00(5月下旬からは7:00から営業予定)
場所:ペデストリアンデッキ広場(名鉄豊田市駅西口ペデストリアンデッキ)
運営事業者:有限会社ゾープランニング

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※写真は昨年4月~10月の様子

あそべるとよたプロジェクトのペデストリアンデッキ広場の取組み

今回の対象の敷地となっているペデストリアンデッキ広場は、2015年度より様々な取組みを実施し、それぞれの成果と課題を積み重ねながら、広場運営の方向性を探っています。

STEP0:あそべるとよたプロジェクトスタート前のペデストリアンデッキ広場(2015年4月)

③ペデストリアンデッキ広場

単発のイベントでは活用されていましたが、日常は通勤・通学などで人々が通過するだけの場所でした(歩行者交通量は豊田市内でNo1)

単発のイベントだけでなく、日常のにぎわいにどのように変えていくか、ということを考え、STEP1に進みます。


STEP1:すわれるデッキWEEK~机と椅子を置いただけで、親子や女子高生の憩いの場に変身!~

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■実施時期|2015年5月(約1ヶ月)
豊田市で一番人が通っているペデストリアンデッキ広場。
まずは、「簡単なことからはじめてみよう!」と、机と椅子をペデストリアンデッキ広場に設置してみました。設置当初はなかなか人々に利用されませんでしたが、時間がたつとだんだんと街になじんでくるもの。

期間の後半は、放課後の女子高生がおしゃべりしたり、親子連れの買い物客が休憩していたり、まちのみなさんに利用されていました。
私達も打ち合わせスペースとしてよく利用していました。

STEP2:ペデストリアンデッキ広場を開設

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■実施時期|2015年9月

すわれるデッキWEEKの実施で活用の課題が明らかになりました。

このペデストリアンデッキは、法的な位置づけは「道路」です。
道路で取り組みを行うことは、様々な関係者との協議が必要となり、時間・労力がかかり大変だということに気づきました。
そこで、ペデストリアンデッキの一部を道路から除外して、法的な位置づけを変え、「広場」として運営を開始することにしました。

STEP3:あそべるとよたDAYS~市民の憩える場所、使える場所に変身!~

13_TOYOTA DECK CAFE & BREW BAR

■実施時期|2015年10月~2016年1月

2015年に実施したあそべるとよたDAYSでは、道路から広場となった「ペデストリアンデッキ広場」も対象広場の1つとして活用しました。

一般公募のプログラムとして、約3ヶ月に及ぶ長期飲食店「TOYOTA DECK CAFE&BREW BAR」の営業に加え、ヨガ教室やダンスの発表ができる市民の憩える場所、使える場所に変身しました。

16_LENDAストリートフェスティバル 15_歌って踊る歌謡フラ 14_朝ヨガでメンタルヘルス♪

今まで、ベンチひとつも置けない通行のためだけの空間が、カフェやイベント空間に変わり、多くのアクティビティを行うことができ、日常的に来街者が立ち寄る風景が生まれました。
その一方で、課題として、ぺ広場で実施する他のイベントとの調整や人が心地よく過ごせる工夫や時期の設定、ハード整備など事業者の過大な負担が明らかになりました。

STEP3:ペデストリアンデッキ広場事業者(飲食販売等)公募事業(「〇七商店」)(2016年4月~10月)

2015年度、好評だったペデストリアンデッキ広場の飲食事業により、人々が憩うためには飲食事業が必要だと認識され、改めて長期としてペデストリアンデッキ広場飲食事業を時実施しました。
2015年度は秋~冬という、季節の厳しい時期だったため、実施期間を外で過ごすことが気持ちよい春から秋にかえ、公募により採択された「〇七商店」が半年間事業を実施しました。
また、事業者の役割として、飲食事業だけでなく、広場全体の清掃、植栽の管理、広場で実施されるイベントの現場調整など公的な役割も追加されました。

【事業者の役割】
①休憩・飲食機能の提供、質の高い空間づくり
②清掃など広場空間の日常管理
③イベントや企業協賛の誘致
④各種イベント・市民・企業プログラムの現場調整

営業開始当初は、いつもと違うまちの風景に少しよそよそしかったみなさんも、時がたつにつれて、利用者もどんどん増えてきて、豊田のまちのアイコンののような空間になっていきました。
月に何回か訪れるわたしも、豊田に降り立ったらまずはここ!といった空間になっていました。

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約400㎡のペデストリアンデッキ広場は、下記の図のように「くつろぎ&イベントスペース」と「飲食事業者スペース」として使うことになっており、この2つのスペースは、明確な境界線はなく、ゆるやかに分断されています。

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図・左のくつろぎ&イベントスペースは、あそべるとよたプロジェクトの「あそべるとよたDAYS2016」という取組みの中で、企画を実施する広場の利用者を募集しており、事業者は、これらの申し込まれた企画の実施当日の現場対応もおこなっています。

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▲名古屋グランパス戦のパブリックビューイング

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事業者もイベントを積極的に誘致し、まちなかを盛り上げていました。
質の高いイベントが多く、市外、県外からもペデストリアンデッキ広場に遊びにくるという人たちもでています!

事業者が広場を運営することにより、日常的なくつろぎ空間、ハレの日の賑いを生み出すことができました。

2016年度は成果として、飲食事業で財源を確保し、清掃・現場調整をはじめとした広場マネジメントを実施する体制が構築できたこと、広場の清掃、安全・安心な空間づくり、無料で座れる空間の提供など公的な資金に頼らず、民間資金を元手に、市民の憩いの空間とを提供することができたこと、が挙げられます。

その一方で、平日昼間におけるにぎわい不足、一般受付の広場貸出業務のやりとりの煩雑さ、一般受付の企画に対するクオリティコントロールの不足が課題として残りました。

STEP4:ペデストリアンデッキ広場運営事業者公募事業(「〇七商店」)(2017年4月~2018年2月)

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上記の取組を経て、2017年度は「ペデストリアンデッキ広場運営事業者公募事業」を実施しました。

実施期間は2017年4月~2018年2月と過去最長となり、四季を通しての営業となります。
今年度は、STEP3で苦戦した冬季の営業にもチャレンジし、通年を通した広場での事業性の検証を行います。

昨年度と同様にペデストリアンデッキ広場はあそべるとよたDAYS2017として、一般の広場使用者も受け付けています。

今年度は昨年度課題としてあがった広場貸し出し業務の課題を改善するために、広場貸出業務における事業者の役割を拡大し、より事業者が主体的となり広場を運営していきます。

【事業者の役割】
1. 閑散期を含めたまちなかのにぎわいづくり
2. 机・椅子、植栽などの設置による広場の空間演出
3. 清掃・植栽の手入れなどの日常管理
4. 多様で魅力的な使い手・企画の誘致
5. 一般使用者の備品・サインなどのクオリティコントロール
6. 広場貸し出し業務・現場対応
7. 物品販売や飲食事業等の実施
8. 自主事業やイベント誘致、協賛などによる財源確保
9. 広場での事業や企画のPR
10.広場のファンづくり

*****

このようにペデストリアンデッキ広場では、複数年かけ、少しづつ改善を加えながら、より豊田のまちにあった広場運営のあり方を検証しています。

この取組がはじまる前まで、からっぽだった場所が広場になり、モノやコトが投入され、まちなかに様々な彩りを見せています。
ペデストリアンデッキ広場は豊田市のまちなかで最も人が往来する場所です。
まち一番の場所を開くからこそできる様々なストーリーが広場から生まれています。

植栽が手入れのされた開放的な屋外空間。
気持ちよい空間のおかげか、広場は人々が出会う場所となっており、昨年度の〇七商店は大人の社交場のような雰囲気でした。
実際に私もここで多くの新しい友達ができました。
今年度もまた新たなストーリーがペデストリアンデッキ広場から生まれるか楽しみです!

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▲昨年度のオープン日の写真

(しおり)

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